撮影日:2011年6月19日
日露戦争を控え、呉鎮守府を守るために設置された砲台のひとつです。
土木学会推奨遺産に指定された三高山砲台の少し北になり、能美島の最北端に位置する場所です。
かつては南にがんねムーンビーチを開き、観光として記念館を構えていたようですが、江田島との合併の後には三高山だけが注視され、岸根と鶴原は放棄されてしまったようです。
扉も結構がっちりしたものを使用しており、今でも開閉に不自由はありませんでした。
中も照明と掲示物があったようで、内装はきれいなもの。
周辺は倒木などが邪魔していますが、少しの手入れですぐに使用可能になりそうでした。