三原城天主台跡広島県三原市城町




撮影日:201121

 三原城の天主台跡になります。

 いくつかの島を繋いで城郭を作っていたと言う話で、数箇所にわたって城跡が残っています。

 今回は天主台のみ。

 水軍のための城と言う面もあり、海の近くに作られました。

 まだ、天守閣が出来る前の城で天主台の上には館があるぐらいだったのでしょう。

 毛利両川のうち、この辺を支配していた小早川隆景の居城です。

 小早川氏は他にも新高山城と言う城を本郷付近に作っています。

 江戸時代も福島氏、浅野氏の支城として利用されました。

 ちなみに、明治時代に山陽線を作るために城郭の一部をぶち抜いています。

 その後、新幹線のホームを作るために、またもや城郭の一部を使用。

 そのため、天主台に入るにはJR三原駅の中(2階)を通ることになります。

 駅構内に天主がある城という、なかなかお目にかかれないものになっています。

 明治時代、城は役所の建物に利用されていたりしたのですが、こういう使われ方もするものですね。

 ちなみに、駅構内からも城を見上げることができます。

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