撮影日:2009年7月11日
西国街道の一部で、この周辺は難所四十八坂の一つだったそうです。
現在はこの周辺はウォーキングコースの看板が出ていました。
大野浦駅の山側の道をずっと岩国方面に進むと出て来る道で、かつての主要道だったのでしょう。
今でこそ、大野浦駅の南側を国道2号線が通っていますが、アスファルトが敷かれたのもさほど古
い事でもありません。
近くの中学校前には大正時代に設置された道標がありますし、古来の土木技術は西洋の方でもアッ
ピア、テルツァギーなどと、割栗石を設置した上で土を載せるという工法が古くから踏襲されて来ま
した。
これがマカダムまで来ると、粗い石を敷いた上で細かい土を上にかぶせてローラー転圧などと言う
大規模工法に入ってくるのですが。
日本においても、考え方は同様だったのでしょう。