しまなみ縦走2009(広島県尾道市〜愛媛県今治市)

撮影日:2009年3月21日



出発(広島県安芸郡熊野町)

 私の方は朝早々から寝坊をしてしまいました。

 前日の夜に22:00に就寝予定が、食事等で23:00に就寝することとなり。

 朝の2:00頃に起きる予定だったのですが、3:30に起床。

 出発したのは1時間30分遅れの4:30。

 7:00の開始時刻に間に合うように到着するつもりが、2時間遅れの8:45で尾道のしまなみ

交流館に到着してしまいました。



1.しまなみ交流館(広島県尾道市)




 到着したときには既にそれなりに人が集まっていました。

 さすがに9時近くとなると、写真をとる人やレンタサイクルから自前の持ち込みの自転車でやろう

とする人などがいます。

 そうは言っても、ごった返しているわけではなくチェックポイント周りだけ「人が多いかな」と言

う程度。

 チェックポイントでほとんど並ぶ事もなく、スタンプラリー用のシートをもらうことが出来ました

 その後に尾道駅前港湾駐車場でしまなみ海道の橋を渡るためのサイクリングチケットを購入。

 前まではチケットではなく現金を払っていましたが、橋によっては通過料金が変わります。

 ほとんどの橋が50円なのですが、50円の持ち合わせがなくて、100円玉を投げ込むと言うの

もどうかと思います。

 また、橋によっては100円や200円という通過料金にしているところもあります。

 小銭を持ち合わせるのも手間ですので、今回はチケットを財布に入れて置くようにしました。



2.立花臨海公園(広島県尾道市向島町)




 前回、前々回は尾道−向島間の橋で渡っていたのですが、今回はフェリーで渡航。

 尾道大橋は道が狭く自転車の通行は危険だと言う事で、係員や案内の人は必ずフェリーの使用を進

めますが、これまでフェリーを使っていませんでした。

 どういうものかと言う事で試しに乗ってみたのですが、客室が非常に狭く、ほとんどのスペースが

車両甲板にとられているという構造。

 移動する橋のようなタイプの船と言ったところでしょうか。

 自転車で乗り込む人は当然車両甲板で次の島まで立っています。

 と言っても5分もあるかどうかと言う距離なのですが。



 向島に渡った後は瀬戸内しまなみ海道MAPに従って走る事にします。

 向島はほとんど1本道に近く、「サイクリングロード」の表示に従えば迷うことなく次の島まで行

けます。

 ここまではたいしたアップダウンもなく、立花臨海公園に到着しました。




 チェックポイントと言っても、テントが張られて、「しまなみ縦走」の旗を立てているだけの簡素

なものです。

 スタンプを押してもらい、時刻を記入してもらうとすぐに次のチェックポイントに進むと言う事に

なります。

 公園自体はYAHOO地図やGoogleマップでも引っかからなかったのですが、実際に来て見

るとそれも頷けます。

 本当にただの公園でした。

 トイレなどがありますので、それなりの規模といえるのでしょうが。



3.因島大橋(広島県尾道市)

 立花臨海公園を抜け、因島大橋に上ります。







 しまなみ海道の各橋は高速道路と一体となっていますので、必然的に高所にありました。

 橋までの通路は緩やかで、ロードバイクやランドナータイプには苦も無く上がれる程度の傾斜です

 そうは言っても、自転車でも変速機無しや、変速機があってもシティサイクル程度の物はそれなり

にきついのですが。

 のんびり走る人の横をさっさと追い越しては、写真を撮るために立ち止まり、追い抜かれると言う

事を繰り返して橋にたどり着きました。

 この橋は車道の下側に歩道・自転車道があると言う構造で、原付以下の自転車・歩行者は網で囲ま

れた通路を通り抜けていきます。

 チェックポイントは因島大橋の因島側にありました。

 早々にスタンプを押していただき、坂道から下に下っていきます。




4.尾道市因島フラワーセンター(広島県尾道市因島重井町)

 少しハイペースで進んだのですが、途中でそこそこ程度の傾斜の坂道が1箇所あり、少しスピード

ダウン。

 と言っても、数十メートル強程度ですが。

 さすがにシティサイクルや小径車はきつかったようで押して歩く人も数人います。

 ロードバイクやマウンテンなどのタイプは変速機のおかげで苦も無く上がっていきます。

 私もその例に漏れずさっさと上がりきり、フラワーセンターまで一直線。




 フラワーセンターのチェックポイントでスタンプを押してもらっている間に、飴を係りの人から勧

められました。

 ここまでの道程で、3:30に朝食をとってから途中水分補給(と言うよりも暖をとった)が1回

ぐらいでした。

 さすがにまずいと思い、ありがたく1個頂きました。



 のんびりと飴を口に入れていると、立花臨海公園で挨拶した人が座って一服されていました。

 もう一度互いに挨拶してから、歓談。

 広島市内から来られたと言う事で、バイクと自転車の両方を楽しんでいるとか。

 今回の縦走は徒歩か自転車と言う条件ですので、ブリジストンのMTBで来られていました。



5.生口橋(広島県尾道市)

 フラワーセンターからしばらく行くと、村上水軍城への矢印が出た信号に当たります。

 しばらく先に水軍城があるのですが、今回は寄り道している余裕も無く信号を曲がって生口島に。

 生口橋までの坂道を登っていると、途中に橋がよく見える広場がありました。




 先客のサイクリングルックの方と挨拶してから写真を撮ります。

 その方も広島から来られたそうで、昨晩に黒瀬に泊まって、西条駅から尾道に来られたとの事。

 隣町からとは奇遇で、熊野から自転車で来たといったところ驚かれていました。

 一人旅ですし、熊野から今治までの片道だけなら手ごろな距離なんですけどね。

 その方のチームとは挨拶を交わしてから先に行かせてもらいました。

 坂道を上がり、生口橋を越え、料金所横のチェックポイントでスタンプをもらいます。

 見れば、先ほどの方もすぐに追いついてこられました。




6.サンセットビーチ(広島県尾道市瀬戸田町)

 生口島に入ってしばらく行くと、途中のドルチェと言う店の周りに人が集まっています。




 場所は瀬戸田町。

 見てみれば、話には聞いていたジェラートのお店で、瀬戸田のデコポンなどのメニューを聞いた事

がありました。

 日本サイクリング協会のページ(志穂のサイクリングロード探索)でも登場していますし、後で確

認してみたところ、福山や広島の天満屋、松山市にも店を出しています。

 試しにエネルギー補給を兼ねて1つ。

 食べたのは瀬戸田のデコポンと伯方の塩のダブルでしたが、結構おいしかったです。

 その後、チェックポイントのサンセットビーチにすぐに到着。







 したのですが、その途中になかなか面白い光景を見ました。

 年のころ50歳過ぎぐらいの方が、一輪車でしまなみ海道を走っていると言う。

 サンセットビーチでもそれを見た人が、尾道のフェリーから乗ってきたときの光景について話され

ていましたので、しまなみ縦走を行われていたのでしょう。



 それはともかく、スタンプを押してもらった後、振舞われていたホットレモンを頂き、喉を潤すこ

とに。

 ホットレモンは瀬戸田町のレモンを使用した「ふるさとレモン」(JA三原)という粉をお湯に溶

いたもの。

 走ってきた身としては非常にありがたいものでした。



 前の生口橋で出会った方もまたお会いしたのですが。

「このペースで今日中にたどり着けますかね」

「体力が無かったころの私でも、今治に着いたんですから。

 大丈夫ですよ」

 などと話してから、すぐに次の多々羅大橋に。



7.多々羅大橋(広島県尾道市)

 サンセットビーチから10分前後でたどり着ける多々羅大橋では、ご高齢のサイクリストがおられ

ました。




 多々羅大橋を撮っていると横に並ばれましたので、つられて一枚とっていましたが。

「ところで、それ。

 誰のカメラ?」

「私のです」

「おお!すまんすまん。

 てっきり、こっちのカメラで撮ってもらっとると思った」

 という、愉快な話がありました。

 そのおじいさんたちはすぐに次のポイント(尾道側)に出発され、私は大三島方面に。



8.多々羅しまなみ公園(インフォメーションセンター)(愛媛県今治市上浦町)

 多々羅大橋を下りるとすぐに次のチェックポイントがあります。




 最初はそうと気付かなかったのですが、見てみると「しまなみ縦走」の旗があります。

 地図と合わせて、ようやくチェックポイントと気付きました。

 中のインフォメーションセンター受付の方がチェック係を兼ねておられ、スタンプの場所を聞くと

「ここですよ」との事。

 スタンプをいただいてから、次のポイントに走り出しました。



9.しまなみの駅・御島(愛媛県今治市大三島町)

 大三島はチェックポイントが二つありました。

 ひとつは先ほどの多々羅しまなみ公園。

 もうひとつはしまなみの駅・御島といいます。

 大三島のチェックポイントはどちらかひとつで良いのですが、せっかくだからと両方回ってみるこ

とに。




 説明の地図ではしまなみの駅・御島は袋小路のような描き方をしたチェックポイントです。

 距離にして片道7キロメートルを往復し、再び多々羅しまなみ公園に戻ってくるコースになります

 一度、峠越えをするので、そのまま海岸線まで突っ切って、大周りで大三島橋に出た方が楽かもし

れないと思いながらも、再び多々羅しまなみ公園に戻りました。

 チェックポイントは先のポイントと同じく、インフォメーションセンター内にあります。

 少し分かりにくかったのですが、すぐにスタンプを押してもらい、多々羅大橋の近くまで引き返し

ました。

 その途中、荷台に山積みのみかんを発見。

 やはり柑橘類が特産品だと言う事を思い出させてくれます。




10.大三島橋(愛媛県今治市)

 このあたり、前回の四国サイクリング(鳴門止まり)では、夕方に少々くたくたになりながら渡っ

た覚えがあります。

 今回は日中と言う事もあり、気分的に楽に抜けられました。

 体重も15キログラムは違いますので、比べる方が間違っているのでしょうが。

 ポイントは料金所の近く。

 サイクリングチケットを料金箱に放り込んでから、すぐにチェックをすませ、橋を渡る事に。

 橋の形としては、大阪造幣局近くの銀橋を思い浮かべていただければ分かりやすいかと思います。







11.マリンオアシス伯方(愛媛県今治市伯方町)

 伯方島の道は短く、早々に次の島に向かう予定だったのですが。

 ここで、一気に力が抜ける感覚が来ました。

 朝食をとったのが、3:30。

 その後は13:40まであまり腹に物を入れていなかったので、ハンガーノックと言ったところで

す。

 まだ、症状が軽かったので、すぐに近くのローソンでサンドイッチを二袋とお茶を1本購入。

 簡単な昼食を取って、ほっと一息つきました。

 他にも自転車を漕いでいる人が、フライをひとつかじっています。

 長時間、自転車を漕ぐのなら、フライ物とかカロリーの高いお菓子とかを定期的に食べながら走る

のが良いのでしょうね。



 そんなこんなでマリンオアシス伯方にまもなく到着。




 そこでもお茶と飴を勧められ、ありがたく頂きます。

 当日は、朝から水を飲んだ量が500mlあれば良い方でしたので、お茶を勧められて断る方が体

に悪いと言うものです。

 コップ1杯程度飲んでから、すぐに出発。

 残りは5ポイントを残すのみとなりました。



12.伯方・大島大橋(愛媛県今治市)

 マリンオアシスのすぐ先に伯方・大島大橋があります。

 前のチェックポイントの目と鼻の先なのですが、料金所付近と言う事でここをチェックポイントと

されたのでしょう。

 上り坂を重めのギアで力強く漕ごうとしている自転車を横目に、こちらは軽いギアでテンポよく漕

ぎ続けます。

 ルック車なのか、レンタサイクルを借りただけの初心者なのか分かりませんが、上り坂を重いギア

で登ろうというのは、足に負担がかかるのでお勧め出来る漕ぎ方ではありません。

 と、口にも出せず、チェックポイントまでひたすら漕ぎます。




 ようやくたどり着いたチェックポイントでしたが、風が少し強め。

 チェック係の人と。

「寒くないですか?」

「寒いですよ」

 という会話を交わしながら、ストーブぐらい用意してもいいんじゃないかなと思います。

 こっちは自転車をずっと漕ぎ続けているので、体はすぐに温まりますが、チェックの人は一日中座

りっぱなしです。

 さすがにこれはどうかと思いました。





13.宮窪観光案内所(愛媛県今治市宮窪町)

 大島に入り、海岸線を走っていると見覚えのある海が目に入りました。

 前回まではこの地点を通る時は日も暗くなりかけており、潮の満ち引きの関係から海流が川のよう

に流れていたのですが、今回は凪いでおり静かなものです。

 しばらく進むと、信号のところに宮窪観光案内所がありました。




 ここを過ぎれば、10キロ弱を自転車で越える事になります。



 記念に外から写真を撮っていると、スタンプ係の人が私を撮って頂けました。

 感謝です。




14.吉海サイクリングターミナル(吉海いきいき館となり)(愛媛県今治市吉海町)

 宮窪観光案内所を出ればあとはしばらく緩やかな上り坂が続きます。

 と言っても、30分もすれば次のチェックポイントにたどり着きますので、気楽なものでしたが。

 しばらく自転車を漕ぎ続け、のんびりと上り坂をすべて登りきり、後はダウンヒル。

 一気に吉海サイクリングターミナルまで走りきりました。




 途中、数箇所でパンク修理をしている方を見かけました。

 さすがにここまで走れば、何台かはパンクもしようと言うものです。

 パンクを起こした方もなれたもので、自前のパンク修理道具で直しています。

 私も一式かばんの中に詰めて来ましたし。

 さすがに、必需品と言ったところでしょう。




 話を元に戻しまして。

 この島のチェックポイントは橋の下の駅なのですが、チェックポイントが尾道側からはわかりにく

くなっていました。

 道の駅の建物の隣にポイントを見つけて、チェックを済ませると、ポイントを探している人がまだ

いました。

 「むこうですよ」と場所を知らせてからこちらは出発。









15.来島海峡大橋(愛媛県今治市)




 後は今治まで続いている来島海峡大橋を渡りきれば終点の糸山サンライズですので、勢いよく漕い

でいきます。

 途中、因島で会った人と再会。

 その人はどうやら私が先に進んでいると思っていたようでした。

 私は御島のポイントまで回ったのですが、その人は御島はパスして大三島をクリアされていたとの

事。

 「結構速いですね」と驚かれていました。

 そこでもしばらく歓談してから、橋のど真ん中の馬島上にあるチェックポイントを通過。

 その後は、糸山まで一直線に進みました。






16.サイクリングターミナル「サンライズ糸山」(愛媛県今治市)

 橋は長いとはいえ、傾斜はゆるく楽に進むことが出来ます。

 橋を渡りきり、ぐるりと地面に着くと、目の前にサイクリングターミナル糸山がありました。




 中にはいると、最後のチェックを受けます。




「完走おめでとうございます」

「ありがとうございます」

 という挨拶を交わし、すぐに完走記念をいただくための受付に入ります。

 受付から簡単なアンケートを受け取り、すぐに記載しました。

 景品は伯方の塩と耳かき・爪切りなどのセット。

 後は楯がひとつといったところ。

 ようやく縦走が終わりました。



 朝の8:47から15:45までチェックポイント通過にかかっているみたいで、合計6時間58

分。

 写真撮影をなくせば、もう少し速くなるとは思いますが。

 今回は片道しか出来ませんでしたが、次回はしまなみ海道部分は往復できるようにしたいもの。

 来年ももう一回やってみようと思いました。



 今回の参加者を見てみると。

 子供連れもしますし、アベックもいます。

 自転車もレンタサイクルのシティサイクルもあれば、ロードバイクも小径車で来られた方もいます

 老若男女だけでなく、自転車の種類も選ばないと言うのんびりしたイベントで、参加して正解でし

た。



 この縦走で出会った人から名詞を頂きましたので、後にメールをしました。

 その方は今張りで一泊してから、波方−竹原(フェリー)、竹原−広島(JR呉線)と戻るとの事

 私は今治〜三原〜広島のルートをその日のうちに使用しました。

 結果で言うと、波方−竹原ルートの方が正解でした。

 今治−三原ルートだと、船賃が余計にかかる上、途中で自転車をたたむ必要が生じます。

 その上、乗り換え回数が今治−三原ルートは1回多いと言う。

 次回はもう少しルートを詰めてから参加します。



追記:帰りの船便

 今回の縦走の後、すぐに船に乗って広島に戻ったのですが。

 出発した場所が今治港。

 ここから三原まで船を乗り継ぎ、三原から広島まで戻りました。



 途中。

 今治港から土生港に向かうときに、一組のカップルが同じ船に同乗。(17:30→18:40の

便)

 今治港まで来て見たものの、投宿した場所が尾道なので、本州側に戻る必要があるという事でした



 波方からは竹原行きのフェリーが出ていたのですが、今治港からは因島経由の三原行きしかありま

せん。

 今治から出た船は自転車OKと言う事で土生港まで向かいましたが、土生港の土生商船に問い合わ

せてみると、フェリーではないので自転車は載せられないとの事。

 重井港ならフェリーが出ているので、自転車もOKと言われました。



 しかし、土生から重井まで自転車で移動するとなると、距離が結構あります。

 同乗した方の乗ってきていたのがCOLNAGOにCANONDALEのロードタイプです。

 試しに、タイヤをはずして自転車をたたんだら手荷物として入れてくれるか確認してみると、「そ

れは船の方と相談してくれ」との事でした。



 そのままでもらちが空かないので試しに重井港側に電話。

 フェリーの最終時刻を確認してみました。

 結果、18:35との事。

 そのとき乗っていた船の土生到着予定時刻は18:40と、到底間に合いません。



 同乗した方は輪行袋を持ってこられていなかったのですが、何とかならないかと次の土生港で船と

相談してみる考えで港に到着。

 チケット売り場にすぐに急行して船の出る時刻と、輪行袋無しで手荷物扱いしてくれるかを確認。

 売り場の女性は「たぶん大丈夫」と言う事を言われました。

 船の出発時刻は19:25でチケット売り場は19:00には閉めるとの事。

 船の出発時刻は事前に電話して18:53と聞いていたのですが、向こうが間違えて教えたらしく

18:53の三原行きは無いとの事。

 やむなく、同乗の人に出発時刻を告げると、「ならこのまま自転車で尾道まで走ります」と、そこ

で分かれる事になりました。

 土生港から尾道までは約20キロで1時間程度の道程。

 三原を経由すると1時間強はかかるので、その方が近道になるのでしょうが、あまり力になれず残

念な事でした。



 挨拶もそこそこに、自転車で去って行った方の他に折りたたみ自転車で来られた人も船に同乗して

いました。

 その人は女性の親子連れで、家族でしまなみ海道に来ていたのですが、輪行袋が無いので今治〜尾

道のバスに乗れず、船で三原に行くという事でした。

 三原からは旦那さんが車で迎えに来てくれるとの事。

 その親子と一緒にそれぞれの自転車をたたみ、しばらく歓談。

 船が来てから早々に乗り込んで三原まで乗って行きました。



 三原に着くと、挨拶を交わしてからすぐに三原駅で鈍行に乗り込み、広島駅まで。

 特にする事もなく、シートで眠り込み。気がつけば広島でした。

 広島駅に到着したときには、既に22:00も過ぎており、自転車のような大サイズの物をバスに

乗せてもらえるとは思えず。

 やむなく再び組み立てて、駅の横手の駐輪場に預ける事にしました。



 バスを待つこと十数分。

 ようやく来たバスは最終一つ前で、座る席は少なくなっており、自転車を持ち込まなくて正解だっ

た様子。

 熊野に戻ったのは23時30分ごろになっていました。



 翌日。

 雨天と言う事で、さすがに自転車に乗って本屋を回るわけにも行かず、車で自転車を引き取り。

 その足で書店を回ってから熊野に戻りました。



 最後は少しどたばたになりましたが、有意義な土曜日と言えました。

 ちなみに、やはり輪行袋は持参した方が良いのですが、とっさならブルーシートなどを輪行袋代わ

りに出来ないものかと、思ってしまいました。

 近くのホームセンターにでも駆け込めば数千円でロープ込みで購入出来ますし、一度やっても良い

かもしれませんね。

 と、WEBページを検索してみると、同じ事を考える人がいるようで。

 ブルーシートを即席の輪行袋にする話が何件かヒットしました。

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