2008年8月9日撮影
東広島市黒瀬町と呉市の境目にある広島県の名勝天然記念物です。
二級峡自体は二級ダムの堤体の下部にあり、ダムから降りていくようになっています。
川底には甌穴があり、地質学的にも重要とのこと。
芸藩通史によれば安芸国第一の滝と記載されているとのことです。
また、この周辺の道路は現在国道375号線(二級峡トンネル)が走っていますが、それ以前には
黒瀬隧道というトンネルがありました。(現在は草木で覆われているうえ、バリケードまで作られて
いますが)
そのまた昔は、石組みを配した道を作っていたようで、明治時代に黒瀬の豪家平賀寛夫翁が拡幅工
事を行いましたが、その際に往来する人々の安全を記念して常夜灯を建てたとのこと。
少しばかり道に迷った際にこの常夜灯にたどり着きました。
二級峡の話については呉市のWEBページより記載。