2008年5月31日撮影
竹原の町の景観保存地区。
古くは塩田で栄えた町のようで、昭和の中ごろまで塩をとっていた様子が描
かれていました。
町の中は舗装され、周囲の建物は古くからの景観を保っています。
ニッカウヰスキーの創始者竹鶴氏もこの町出身だったとのことで、生家が今
も残っていました。
古くは頼山陽の故郷でもあり、親族の家というものも残っていたりします。
町自体は海に近い環境から田んぼを作っても塩が出てきてしまい、農作には
適さない土地柄でした。
それが、赤穂藩の商人から「塩田にはもってこいの環境」と言われたのが竹
原の塩の起源。
中には江戸を越え、北海道方面にまで塩が流通されていたとのことです。