2008年3月9日撮影
東広島市志和堀に建てられた時報塔です。
大正11年に在郷軍人会志和堀分会が定時励行を目的として建てたとのこと。
上の鐘は在郷軍人会からの依頼を受けた米国在住の志和堀出身者が寄贈したとのこと。
昭和17年には上部にサイレンを取り付けられ、今でも時報を鳴らしているとのことです。
志和堀自体が農村部に近い場所なので、周囲には田畑が広がっています。
車で数十分も走ればすぐに八本松、西条といった東広島市の中心部に着くのですが、少し閑散としています。
熊野や海田、安芸区から見れば、島根方面に行くには近道として使える場所で、国道54号線へ合流するにはいつも時報塔の西にある交差点を北に進んで行きます。
そのおかげで、これまで時報塔があること自体を知りませんでした。
ちなみに、遠景は下のようになっています。